大学時代の知人経由で、病院のIT化について相談された。知人の友人が、雇われ院長になるとのことで、構想として遠隔医療を軸としたITの施策をしたいと相談された。話を聞きに行ったところ、相手方(新院長)に気に入ってもらえ、転居込みのフルコミットを提案された。結果的には辞退したが、医療とITに関することを1ヶ月かけて集中的に調査して、現職員にアンケートをとって、ITに限らずDX的な改善の提案をするなどした。また、病院に数回通い、ネットワーク周辺を整理したり、使われていない機器の棚卸しなどをした。
IT業界以外の顧客は初めてであったが、医療の法制度を調べたり、様々な職種の職員・関係者にヒアリングをしたり、その結果をまとめてレポートを書いたり、さらに提案書を書いたりする、いわゆるコンサル的業務についても、十分に対応可能であるという確信を持つことができた。基本的にはスペシャリストではなくジェネラリストである自分の適性を再確認した。やりがいも手応えも感じた一方、最重要人物であり、最終的な意思決定者である会長とのコミュニケーションはうまくいかず、踏み込めなかったことは悔やまれる。
- 院内IT化
- 遠隔医療
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- DX提案
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- 院内ネットワーク環境整理