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NetBSDベースネットワークカメラファームウェア開発

2005/4 ... 2007/3

カーネルの開発もある程度できるようになったが、やはりNetBSDで、しかも製品を開発したい、と思っていたところ、NetBSDベースの製品を開発する数少ない会社であるブレインズ社が、パシフィコ横浜の展示会に出展しており、見に行くと偶然社長がいて、NetBSDの開発がしたいと伝えると、いいよと快諾してもらえ、その約半年後入社した。

業務で使っているとはいえ、オープンソースのコミュニティーに参加するようなエンジニアはおらず、たくさんのハードウェアに囲まれ、新しいSH3 CPUの評価ボードに、NetBSDを移植したり、たくさんデバイスドライバを書いたりした。SH3/SH4に加えて、MPC5200という産業用途のPowerPCプロセッサも使い、BestCommというIOプロセッサのマイクロコードにも詳しくなった。

充実したエンジニア生活を送り多くを学ぶことができたが、最終的にとある地雷プロジェクトを担当し、盛大に失敗して居づらくなって転職することになった。